【障害平等研修 実施報告】より~福祉映画祭でDET(2017年1月28日)

2017年1月28日(土)に、名古屋市の昭和文化小劇場で『AJU車いすセンター・AJU自立の家後援会』が主催した福祉映画祭の中でDETを実施させていただきました。

なぜ今回、福祉映画祭の中でDETを実施したのかというと、まだ福祉映画祭の企画内容を考えている段階のある日、新聞記事で研修教材である短編映画「Another World」の存在を知ったところから始まりました。さらにその後、私がDETファシリテーター養成講座を受講したことで、私自身初めて公の場でファシリテーターを務める場もこの福祉映画祭に決まりました。
当日は、私と曽田さん2人のファシリテーターが壇上に上がる形で、来場者はテーブルの用意ができない客席での実施となりましたが、そこはベテラン曽田さんの見事なファシリテーションにより会場内で少人数のグループをたくさん作り、グループワークを行うことができました。私は緊張のあまりトラブルの対処中に沈黙が出来てしまったりと反省点をあげたらきりがありませんが、DETファシリテーターへの第一歩を無事に?踏み出せました。
また、福祉映画祭のキャッチコピーが「楽しくなければ福祉じゃない!」ということもあり、楽しい雰囲気を作る為にファシリテーターが、たい焼きとたこ焼きの仮装をし、グループワークでは舞台上と客席で役割分担するなど創意工夫を凝らしたDETとなったと思います。
映画祭等イベントを活用したDET(紹介セミナー)実施は、今後他の地域でも試行する価値があると感じました。

【実施概略】
日時:2017年1月28日(土)16:00~18:15
会場:昭和文化小劇場(名古屋市昭和区花見通1丁目41番地の2)
主催機関:AJU車いすセンター・AJU自立の家後援会
参加者:約70人・福祉映画祭来場者
ファシリテータ:曽田夏記、近藤佑次

名古屋映画祭1

名古屋映画祭2