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■ DET通信【Let’s Take Action】 Vol.7───(2017年3月27日)
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障害平等研修フォーラム会員の皆さま、また応援してくださっている皆さま、こんにちは!

早いもので、1年の振り返りを行う時期となりました。
詳細は何らかの形でHPにてご報告いたしますが、フォーラムでは今年度、全国で100回以上のDETを実施することができました。
これも日頃から支えてくださる皆様のおかげだと心より感謝申し上げます。

今回の【Let’s Take Action】は、そんなDETを国の試行プロジェクトとして調査したご報告、映画祭イベントとしてのDET実施について、そして前回に続き、今年度の養成講座修了生である近藤さんの紹介、です。
どうぞ最後までお楽しみください!

◎今月のトピック◎

[1] 新着情報: 試行プロジェクトに関し
[2] DET紹介:福祉映画祭でのDET
[3] ファシリテータ-紹介:近藤佑次さん

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【1】新着情報: 試行プロジェクトに関し
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2月上旬に内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部
「平成28年度オリンピック・パラリンピック基本方針推進調査」(ユニバーサルデザインの社会づくりに向けた調査)の実施に係る試行プロジェクトの公募があり、DETフォーラムのプロジェクトが採択されました。
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tokyo2020_suishin_honbu/ud2020kaigi/pdf/h290210_kouhyou.pdf
この調査では研修先のご担当者、DET参加者、ファシリテーターをはじめ、多くの方にご協力をいただきました。お忙しい中お時間を割いていただき、誠にありがとうございました。

なお、実施内容は内閣府からの報告書発表(4月予定)を待って、改めてお知らせします。

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【2】DET紹介:福祉映画祭でのDET
(AJU車いすセンター様・AJU自立の家後援会様主催)
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2017年1月28日(土)に、名古屋市の昭和文化小劇場で『AJU車いすセンター・AJU自立の家後援会』が主催した福祉映画祭の中でDETを実施させていただきました。
なぜ今回、福祉映画祭の中でDETを実施したのかというと、まだ福祉映画祭の企画内容を考えている段階のある日、新聞記事で研修教材である短編映画「Another World」の存在を知ったところから始まりました。さらにその後、私がDETファシリテーター養成講座を受講したことで、私自身初めて公の場でファシリテーターを務める場もこの福祉映画祭に決まりました。
当日は、私と曽田さん2人のファシリテーターが壇上に上がる形で、来場者はテーブルの用意ができない客席での実施となりましたが、そこはベテラン曽田さんの見事なファシリテーションにより会場内で少人数のグループをたくさん作り、グループワークを行うことができました。私は緊張のあまりトラブルの対処中に沈黙が出来てしまったりと反省点をあげたらきりがありませんが、DETファシリテーターへの第一歩を無事に?踏み出せました。
また、福祉映画祭のキャッチコピーが「楽しくなければ福祉じゃない!」ということもあり、楽しい雰囲気を作る為にファシリテーターが、たい焼きとたこ焼きの仮装をし、グループワークでは舞台上と客席で役割分担するなど創意工夫を凝らしたDETとなったと思います。
映画祭等イベントを活用したDET(紹介セミナー)実施は、今後他の地域でも試行する価値があると感じました。(報告:近藤佑次)

【実施概略】
日時:2017年1月28日(土)16:00~18:15
会場:昭和文化小劇場(名古屋市昭和区花見通1丁目41番地の2)
主催機関:AJU車いすセンター・AJU自立の家後援会
参加者:約70人・福祉映画祭来場者
ファシリテータ:曽田夏記、近藤佑次

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【3】ファシリテーター紹介:近藤祐次
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【「福祉って 面白いんだ」「楽しくなければ福祉じゃない」というスタンスで 何でもやってます!】
名古屋で自立生活センター職員をしながら、DETを広めるために様々な取り組みをしているファシリテーター 近藤祐次さんにインタビュー(^o^)

ーーまずは、先日の名古屋市役所でのDET実施(2017年2月1日、2日)と、【福祉映画祭】の主催、お疲れさまでした。
たい焼きのかぶりもの&モジモジくんの仮装で(*☻-☻*)!ファシリテーターをされたそうですねぇ…前代未聞デス。
近藤ーー僕と一緒にファシリテーターをやった曽田さんには たこ焼きをかぶってもらいました!!
「福祉って面白いんだ」って、それが僕のスタンスなんです。
ーーたこ焼き と 全身タイツ…Σ(・□・;)…… それはもちろん…
近藤ーーあ!名古屋市役所ではスーツでしたよモチロン。映画祭だけでした仮装は^ ^
ーーですよねぇ…
でも近藤さんの障害の状態だと 仮装も大変だと思うのですが、
近藤さんの障害について教えてください。
近藤ーー頚髄損傷です。
6年前に受傷したんですが、それまでは スポーツが大好きで、BMX(自転車競技)とスノーボードにハマっていました。
それで 「スノーボードを上達させるために、トランポリンをやると良い」と聞き、初めてトランポリンに挑戦をした時に、首から落下してしまい受傷したんです。
ーーそうですか…スポーツマンだっただけに、ショックだったでしょうね。
近藤ーーでも、高校生の時から BMXをやっていて、いつも怪我だらけでしたから、いつかはこのようなこともあるんだろうな と、なんとなくは想像していたんです。ただ、思ったよりも早く その時期が来たな…とは思いました。
ーーなかなか障害受容が難しい人が多いですが…
近藤ーー僕の場合はいつも 怪我を覚悟で突っ走っていたこともあり、
もちろん 手術のあとの呼吸器は苦しくて苦しくて 死んだ方が楽だなんて考えましたが、そのあとは割と冷静に受け止められましたね。落ち込むようなことも殆ど無かったです。
ーーそれから退院をしてきて、今のお仕事に就いたのですね?
近藤ーー今は 【AJU車いすセンター】という、自立生活センターの職員をしています。
ーーそちらの活動もされながら、DETファシリテーターにも挑戦されたのですね。
近藤ーーDETは以前 一度参加したことがあり、「この研修は オッモシロイな〜〜!」と!
「障害の社会モデル」を障害に興味の無い人にまで波及できるんではないかな、と、非常に興味を持ちました。
今回の福祉映画祭の企画をした時に、DETで日本語版のビデオ教材を作ったというのを聞いて、是非それを上映したくてフォーラムに連絡を取ったら、養成講座の話も聞き、応募したんです。
ーー実際に ファシリテーターとして研修をやってみて どうでしたか?
近藤ーーやはり DETは他の研修と違って「参加者が研修終了後に なんらかの行動をする」というところが良いのだと思っています。行動リストを書いてもらうということが やり甲斐を感じるところです。
ーー今後、近藤さんとしては どのようにDETを進めていきたいと思っていますか?
近藤ーー僕は DETを事業としてやりたいと思う。是非 AJUの中の事業メニューの一つとして、ビジネスとしても成功させたいと思っています。
ーー私も DETをビジネスにしたいと思っています。このような研修を ボランティアではなくしごととして確立できれば、社会は変わって行くかなと思っています。
近藤ーーそうなんですよね。それには僕がもっともっと 勉強しなくては!
ーー色々と 学ぶことは多いですよね!
近藤ーーDETだけではなく、
僕は障害者として、今は 部落問題・女性問題・子どもの貧困など、障害だけではなく様々な問題で困っている人や差別されている人たちと話すことが増えました。これは、健常者だった時には全く無かったことです。僕は健常だった時は、障害のことなんて少しも考えていなかった。
今 このような活動や体験ができ、それを考え、行動して行くことが 自分の生きる証となっています。

スポーツマンから 突然の受傷…でも落ち込むことは無かったという近藤さんは 常に「楽しい」を追求されている方のようです。
「楽しい福祉」を広めるためにこれからも、近藤さんならではのたくさんの活躍をされることと思います!

(インタビュアー 石川明代)

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