【障害平等研修 実施報告】より~琉球大学のみなさんとDET

2016年10月28日(金)に「琉球大学 障がい学生支援室」主催にて各学部の教職員のみなさんとのDETを実施させて頂きました。

「障害の社会モデル」の視点から「障害」「差別」「合理的配慮」を理解し、障害を持つ学生への支援における現状の課題を見つけ実現可能な改善の行動計画を作り、行動の第一歩を起こすことが目的のDETです。
障がい学生支援室は「障害者差別解消法」施行に伴い設置され、新しい取り組みで見えてきた課題に対し、活発な意見交換が出来ました。

dscn4809

気づきの一例として「相談ができる場所がある事の発信がHPや要項だけでは足りない。」「そこにどんなことを相談していいのか迷って、困りごとがあるが相談できない学生が埋もれている(だろう)。」などがあがりました。
原因分析では「広報が足りない」「相談窓口への連絡方法の改善」「相談を受ける職員の対応に関する教育も重要」などの意見交換がされ、具体的な課題の共有ができ有意義な展開となりました。

dscn4729

また、先に繋がっていく行動計画リストの作成では「これをベースに、支援室の在り方を具体的に検討してゆきたい」「これを機に、教職員に広く、また学生にも研修機会を広めてゆきたい。」などポジティブな意見が多く出され、今後の展開がとても期待ができると感じました。

dscn4719

実施概要
実施日時:2016年10月28日(金)13:30-17:15
主催機関:琉球大学 障がい学生支援室
会場:琉球大学 大学会館
参加者(人数、概要):17名
ファシリテーター:小林学美
サポーター   :神谷智子
実施内容:
・目的 「障害の社会モデル」の視点から「障害」「差別」「合理的配慮」を理解し、障害を持つ学生への支援における現状の課題を見つけ実現可能な改善の行動計画を作り、行動の第一歩を起こす。
・概要 障害差差別解消法施行に伴い設置された障がい学生支援室 教職員研修